フェイジョアって何?!

フェイジョア、聞きなれない方も多いのでは?!

フェイジョア(学名:Feijoa sellowiana、別名:フィジョア)はフトモモ科の冬も葉が落ちない常緑性の樹木で果実を食用とする果樹です。南米ウルグアイ原産で、おもにニュージーランドで栽培されており、一般家庭でも多く食べられヨーグルトやアイスクリームなどに加工される他、乾燥果肉を使ったフェイジョアティーもよく飲まれています。熱帯果樹としては珍しく-10℃ほどまでの耐寒性があり、果物として栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高いです。

ですが、フェイジョアは日本では滅多にお目にかかれないめずらしい果物。1980年代(約30年程前)キウイフルーツと共に日本へ渡ってきましたが、栽培のしやすさ、収穫効率などでキウイフルーツに劣り、現在では、食用はほとんど栽培されていません。

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樹高は大きな原種で約7m、ほとんどの改良品種では約3mほどに収まり、果樹として育てる場合は通常、手を入れて2-3m程度におさえます。

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5~6月に径4cmほどの花をつけます。花弁は内側が赤褐色、外側が白色で分厚く、多数ある赤い雄蕊が非常に目立ちます。エキゾチックで華やかな花は甘みがありエディブル・フラワー(edible flower)として食用にも利用できます。花が咲く時期が梅雨で花粉が雨に流されやすく、違う品種のフェイジョアを植えていても受粉しづらいです。(遺伝的に違う個体と受粉しないと結実しない自家不和合性の品種が多くあります。)

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果実は、品種によって大きさや形は多少異なりますが、大きさは卵くらい、形は卵形あるいは球形です。ポリフェノールは「チョコレート」、ビタミンCは「みかん」と同等に豊富です。

別名「パイナップルグアバ」とも呼び、洋ナシのようにまろやかな食感で、味は…洋ナシとモモをあわせたような、リンゴ、パイナップルにバナナを混ぜたような、など感想は様々ですが、果肉はきれいなクリーム色、内側のゼリー質の食感、独特の甘い香り、酸味と甘みのバランスが良くさっぱりして大人の味は従来のフルーツには無いものです。冷凍保存すると味が落ちてしまうので、生で食べられるチャンスは毎年11月~12月のわずかな期間しかありません。

 

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